ESDの10年 地球市民会議





電子書籍「ESDジャパンモデル」が完成いたしました!
E-book: ESD The Japan Model


(日本語版/English version)


「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラムの活動の集大成として、
この度日本の優れたESD実践事例を収録した電子書籍が完成いたしました。
どなたでも無料でご利用いただけます。

詳細・ダウンロードはこちらから/Downloads





「ESDの10年・地球市民会議」からの提言
  • 私たちが暮らす地域は、自然が豊かで、人々がいきいきとして働き、貧困・差別のない社会であってほしい。そのために社会的公正の実現に挑戦し、東日本大震災の教訓をふまえた自助、共助、公助の精神と仕組みに基づく自立的な社会を生み出す共同体であってほしい。


  • そんな地域、そして平和な社会を自からの手で作りたい、子どもたちを含めたすべての住民にもその担い手になってもらいたい、そのような思いを持って、全国の学校で、企業で、団体で、地域で、ESD(持続可能な開発のための教育)の取り組みが広がっています。


  • 気候変動や大規模災害、紛争など多くの地球的課題に直面する中、世界各地の人々と連携してESDに取り組んでいくことも持続可能な地球を次世代に受け継いでいくうえで不可欠です。


  • 社会を構成するすべての主体がよりよい社会をつくるために、先人の努力と知恵に感謝し、次世代を担うものとしての当事者意識をもち、意欲・能力を育むこと、そのための学びと行動がESDです。


  • 大切なのは、他者との関係性のもと社会活動への積極的な参加や体験を通した学びであり、答えが用意されていない「問い」に取り組む意欲と行動です。


  • 全国各地でESDの実践に取り組んできた私たちは、2014年8月、東京に集い、国連ESDの10年で各地に生まれているESD実践や、地域におけるESDを支える仕組みが、2015年以降も、より一層全国各地及び国際的に広がっていくために必要なことを検討し、5つの提言にまとめました。


1. ESDの取り組み方や教材、支援の情報を共有し、誰もが利用・活用できる仕組みをつくりましょう

  • ESDの教材やプログラムはたくさん開発されています。それらを誰もが共有し、利用・活用できるアーカイブス化(文書・情報閲覧可視化)が必要とされています。

  • ESDを支援する施策や資金の情報が常に更新され、利用しやすいポータルサイトも必要です。


2. さまざまなESD実践に光をあて、互いにほめる仕組みづくりに取り組みましょう

  • ESDの魅力ある事例を「ほめる」仕組みを、マスコミや自治体、企業、政府とともにつくることが重要です。

  • 今あるさまざまな表彰制度の中に「ESD賞」をつくり、地域社会でESDを推進する共感の輪を広げ、支援しましょう。


3. ESDの視点を持ったコーディネーター(つなぐ人) が、積極的に 活躍できる場をつくりましょう

  • 地域で活躍するさまざまなESDコーディネーターが、その推進力・調整力を磨く研修や学びあいの場を強化することで、地域のESDの可能性が広がります。

  • ESDコーディネーターの配置を促進し、その仕事の社会的評価を高める仕組みが必要です。

  • コーディネーターや教育者がファシリテーション力(主体性や内発性を引き出す力)を高めるための研修などの取組みも必要です。


4. 地域ぐるみでESDに取り組むために、自治体のリーダーシップで多様な市民が参加する仕組みを強化しましょう

  • 首長や議会が率先して住民本位のESDを進めること、市民が自主的、自律的にESDを参加型で進めること、その双方が大切です。また、次世代の主役である若者が積極的にESDに取り組める環境づくりが不可欠です。

  • 学校教育では総合的な学習の時間や各教科・領域等の教育課程全体で、また社会教育では地域と連携した諸活動を通じてESDを積極的に推進します。

  • そして両者の連携のもとに学習指導要領の「生きる力」や教育振興基本計画の「社会を生き抜く力」を身に付けた「持続可能な社会の担い手」の育成をめざします。

  • ESDの舞台は地域です。小・中・高等学校、高等教育機関、企業、行政、NPO、多様な主体の調和と協働によりESDに取り組むために、市民委員会・協議会などのコンソーシアムをつくることが持続可能な地域づくりという観点からも有効です。


5. 地球的課題を解決するために、世界との学びあいと連携を積極的に進めましょう

  • 地域での学びをベースに、他の文化・歴史をもつ海外の人々と交流することは、ESDを深め、国際的な理解や信頼、連携を育み、貧困削減、人権擁護、地球環境保全を実現し、平和の文化と平和な世界を構築するうえで非常に重要であるとともに、地球市民の育成につながります。

  • 国境を越えた学校同士、地域同士の学びあいを支援していく仕組みの強化が必要です。

  • 世界の人々の日本への期待に応えるために、日本におけるESDの取り組みを、世界に発信するための支援が必要です。英文ウェブサイトの構築や国際会議への参加支援も必要です。


そして、これらのESD推進の取り組みを共に検討し、形成していくために、政府、企業、教育機関、NPO、若者等、多様な主体が参画する、ESD推進のためのプラットフォームを、各地域と全国レベルでつくっていきましょう。


本提言の簡易版は2014年9月27日付朝日新聞朝刊に掲載されました。





「ESD地球市民村」はおかげさまで無事閉幕いたしました!


事業関連資料は順次公開いたします。
8月21日・22日に行われた「ESDの10年・地球市民会議2014の様子はアーカイブからいつでもご覧いただけます。ぜひご活用ください。
再生はこちら  >>ESDの10年・地球市民会議2014



5つのESD重要テーマを切り口に、それぞれの事例からESDの効果・成 果や課題を探り、日本型のESDをもっと広めていくためのワークショップです。 日本中からESD実践者が大集結し、5テーマ横断でESDの普及発展のために 必要なものは何かを討論しアウトプットします。
開催日時: 2014年8月20日(水) 
受付開始 10時、本編開始 10時半
終了時間 18時
会場: 国連大学 ウ・タント国際会議場、エリザベス・ローズ会議場ほか
主催: 「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラム
(平成26年度地球環境基金助成事業)
事業詳細はこちら >>
ESDにたずさわる多彩なプレーヤーが一同に会し、パネルディスカッションや円卓会議等、 相互対話型で「国連ESDの10年」を振り返り、未来につなげる提言を取りまとめます。 ユース世代によるESD取り組み成果の楽しいプレゼンテーションにもご期待ください。
開催日時: 2014年8月21日(木)22日(金)の2日間 
両日ともに受付開始、9時半、本編開始 10時
終了時間 18時
会場: 国連大学 ウ・タント国際会議場、エリザベス・ローズ会議場
主催: 文部科学省、日本ユネスコ国内委員会
事業詳細はこちら >>
日本中のESD実践についてもっと知りたい、ESDプログラムを一度体験しみたい! そんな皆様向けの楽しい情報発信&参加型事業です。
開催日時: 2014年8月20日〜22日の3日間(予定) 
会場: 国連大学内
主催: 「ESDの10年・世界の祭典」推進フォーラム
「ESD地球市民村」実行委員会
事業詳細はこちら >>


*ESDとは?・・・ESDとは「持続可能な開発のための教育」(Education for Sustainable Development)の略称。その内容は「一人ひとりが、世界の人々や将来世代、また環境との関係性の中で生きていることを認識し、行動を変革するための教育」と定義されています。

*「ESDの10年」とは?・・・2002年のヨハネスブルグサミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)で、日本は、持続可能な社会を実現するために世界中で人づくりに取り組むことを国連・ユネスコに提案しました。これを受けて開始された国連・ユネスコのプロジェクトが「ESDの10年」(2005年から2014年)です。



 

2016/08/28
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※「ESD実践モデル全国会議2014」および電子書籍「ESDジャパンモデル」事業は地球環境基金(独立行政法人環境再生保全機構)の助成を得て実施しております。

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